2010年 11月 03日
2010年度 関東大学ラグビー対抗戦 対帝京戦を観戦 |
本日(11月3日)、昨年の大学選手権二回戦における対帝京戦の敗北で、正月超えを迎えることができなかった屈辱の対戦(2009年12月26日)以来久しぶりに秩父宮で早稲田の試合を見た。
この日は、早稲田:帝京戦後に慶応:明治戦も行われる対抗戦屈指のビックカードであったが、一方で、隣の神宮外苑野球場では、50年振りとなる同校同勝率同士で争う東京六大学野球の早慶戦で100代主将の齋藤佑樹が学生野球最後の登板を迎える試合とも重なった。
ラグビーは両試合ともに、接戦で久しぶりに手に汗握る試合となった。4校の関係者に敬意と感謝を表明したい。
2005年度以降、帝京大学は、対抗戦グループにおける存在感を高め、対抗戦優勝には、帝京戦の勝利なしくして実現しない形勢であった。2009年の屈辱に至る迄、早稲田との差は、徐々に差がなくなりつつあり、2009年度の敗北はその必然の結果ともいえた。
このような経緯をたどってきた今年の帝京戦は、2010年度対抗戦の優勝の行方を占う試合であるばかりか、監督の交代後始めて迎える試合として、今後の早稲田ラグビーの浮沈を占う重要な試合となるものであった。
試合は、ここ3年間のなかでいえば、明確に力の差を見せつける完勝と言える試合だった。それは、最初の10分の攻防で明確だった。つまり、自陣からのキックによる攻撃は姿を消し、バックスを中心にしたパスを繋なぎ、敵陣を狙う攻撃を貫こうとして、それを完遂する意志を全員がもって臨んでいたことにある。
このチームの攻撃の意志とそこ志向性をみて、心打つ思いが沸き上がり、今日負けたとしても、次に当る大学選手権の対戦では、完璧に勝てると確信したのである。
今年の早稲田は、このまま、けが人の続発がない限り、対抗戦及び大学選手権の勝利は間違いないと確信した。
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試合実況(早稲田ラグビー速報版より転載) http://6239.teacup.com/mcmazda/bbs
25分
ここ10分ほど帝京優勢の局面が続き早稲田も粘り強く守ったがゴール前 右ラインアウトからモールを押され吉田光治郎にトライを許した。森田のコンバージョンも決まり 0対7
35分
帝京陣10m、右ラインアウトから展開。山中亮平のワンテンポずらしたパスを井口剛志がアングルを変えブレイク。メインタッチ際へディフェンスを引き付け左にフォローの中村拓揮にパス。中村、ゴール前で捕まるも手を伸ばしトライ。山中、コンバージョン成功。7対7
45分
帝京陣22mターンオーバーから帝京に突破され自陣10mで押し出しラインアウト。
早稲田、クイックで始め左に展開。有田隆平→井口剛志→坂井克行と繋がれ坂井がメインタッチ際をブレイクし、約50m走りきりトライ、コンバージョン成功。14対7
52分
ハーフウェイ付近、西橋のパントが帝京に奪われカウンター。左サイドへ繋がれ南橋がトライ、コンバージョン成功。14対14
55分
22m手前 左ラインアウトから中濱がうまく入ってブレイク。ラックから山中が右へキックパス。
キャッチした中鶴隆彰が走りきり右中間にトライ、コンバージョン成功。21対14
58分
中鶴のタックルからターンオーバー。右に展開し、井口のリバースパスを坂井が掴みブレイク。
右にフォローの中濱が、タッチ際を快走し右すみにトライ、コンバージョン成功。28対14
79分
早稲田陣22m、帝京の速攻でパスミスが起こり、田邊秀樹が拾って前進。ハーフウェイを越えた所で金正奎に繋がれフォローの村田大志が40m走りきり右すみにトライ。33対14
by inmylife-after60
| 2010-11-03 22:17
| ラグビー/サッカー観戦記
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