2010年 12月 05日
早稲田ラグビー明治戦に勝利!対抗戦を制覇! |
12月5日(日)14時キックオフ、国立競技場で行われる関東大学ラクビー対抗戦最終戦「明治戦」を観戦した。国立競技場千駄ヶ谷門に作られた大江戸線「国立競技場」から指定席が完売のためメインスタンド側自由席Bのチケットをもって入場した。
試合は、両校校歌斉唱の段階でほぼ満席に近い状態(関東ラグビー協会発表42729人)で行われた。
慶應を破り、全勝で12年振りの対抗戦優勝に王手をかけた明治に対して、勝てるはずだった慶應に自滅してすでに一敗した早稲田は、対抗戦の連覇のためには、最低4トライを挙げる勝利が絶対条件となる「後のない勝負」「崖っぷちの闘い」が待っていた。
試合の帰趨は、前半風上に立つ明治が、早いつなぎで早稲田陣22メートルライン内側に迫り、その後ゴールライン50センチまでに詰め寄り、スクラムからのモールでトライを狙おうとする明治らしさに拘りつづけた前半8分から18分迄の10分の両校フォワードの攻防にあった。
この10分間に渡る明治フォワードの執拗な突進を「鉄壁の防御」で食い止め、明治のトライを許さなかった早稲田は、その劣勢をものともせずに、直後の23分、鮮やかなステップで明治タックルを綺麗に抜いて突破した左ウンイング(11番)中浜とこれをフォローした村田(13番)からのパスを受けた坂井(12番)がトライし、その後の試合を常に支配し、明治を破り(31-15)得失点差の優勢で、対抗戦を制覇した。
明治の10分間の拘りを批判する論評があるが、私は、そうは思わない。慶應戦の惨めな自滅的な敗戦があってはじめて、早稲田は今日の勝ちを納めることができたのだと思う。
大学選手権での頂点を目指すには、目先の勝利より、自らの意志を貫徹する、それを体現する勝ち方を追求することが、不可欠なのである。
来年1月の第47回全国大学ラグビー選手権において順調に勝ち進めば対戦することとなる「準決勝戦」において明治との再戦を期待したい。その時が本当の勝負になると思う。
そして早稲田の大学王座奪回の最後のステージ:大学選手権決勝は、東海大ではなく、対抗戦唯一の敗戦となった「慶應」に勝ち上がってほしいと思う。
尚、この記事は、早稲田大学ラグビー蹴球部公式サイト:http://www.wasedarugby.com/にトラックバックしています。
試合は、両校校歌斉唱の段階でほぼ満席に近い状態(関東ラグビー協会発表42729人)で行われた。
慶應を破り、全勝で12年振りの対抗戦優勝に王手をかけた明治に対して、勝てるはずだった慶應に自滅してすでに一敗した早稲田は、対抗戦の連覇のためには、最低4トライを挙げる勝利が絶対条件となる「後のない勝負」「崖っぷちの闘い」が待っていた。
試合の帰趨は、前半風上に立つ明治が、早いつなぎで早稲田陣22メートルライン内側に迫り、その後ゴールライン50センチまでに詰め寄り、スクラムからのモールでトライを狙おうとする明治らしさに拘りつづけた前半8分から18分迄の10分の両校フォワードの攻防にあった。
この10分間に渡る明治フォワードの執拗な突進を「鉄壁の防御」で食い止め、明治のトライを許さなかった早稲田は、その劣勢をものともせずに、直後の23分、鮮やかなステップで明治タックルを綺麗に抜いて突破した左ウンイング(11番)中浜とこれをフォローした村田(13番)からのパスを受けた坂井(12番)がトライし、その後の試合を常に支配し、明治を破り(31-15)得失点差の優勢で、対抗戦を制覇した。
明治の10分間の拘りを批判する論評があるが、私は、そうは思わない。慶應戦の惨めな自滅的な敗戦があってはじめて、早稲田は今日の勝ちを納めることができたのだと思う。
大学選手権での頂点を目指すには、目先の勝利より、自らの意志を貫徹する、それを体現する勝ち方を追求することが、不可欠なのである。
来年1月の第47回全国大学ラグビー選手権において順調に勝ち進めば対戦することとなる「準決勝戦」において明治との再戦を期待したい。その時が本当の勝負になると思う。
そして早稲田の大学王座奪回の最後のステージ:大学選手権決勝は、東海大ではなく、対抗戦唯一の敗戦となった「慶應」に勝ち上がってほしいと思う。
尚、この記事は、早稲田大学ラグビー蹴球部公式サイト:http://www.wasedarugby.com/にトラックバックしています。
by inmylife-after60
| 2010-12-05 21:53
| ラグビー/サッカー観戦記
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