2010年 11月 22日
永観堂 感極まる紅葉 |
永観堂は「永観堂 禅林寺」という。浄土宗西山禅林寺派総本山である。「みかえり阿弥陀如来」を安置する阿弥陀堂は、大阪四天王寺に建立された曼荼羅堂を豊臣秀頼により移築され、阿弥陀堂としたものという。慶長12年(1608)のことである。
禅林寺は863年(貞観5年)清和天皇より寺名を賜り、創建されたが、大きく発展するのは、永観律師(1033-1111)の時代といわれる。僧名を「ようかん」という。永観は、法然上人に深く帰依し、境内に施療院を立てるなど恵まれない人々のために奔走したという。どうしてこれが「えいかんどう」となったのかは定かでない。
みかえり阿弥陀如来立像は、左肩越しにほぼ90度振り返る珍しい姿の阿弥陀像である。
永観は、「みな人を渡さんと思う心こそ 極楽へゆくしるべなりけれ」と詠んだと言う。
現代に置き換えれば、以下のような意味をもつという。
「自分より遅れる者たちを待つ姿勢」
「自分自身の位置を顧みる姿勢」
「愛や情けをかける姿勢」
「思いやり深く周辺を見つめる姿勢



禅林寺は863年(貞観5年)清和天皇より寺名を賜り、創建されたが、大きく発展するのは、永観律師(1033-1111)の時代といわれる。僧名を「ようかん」という。永観は、法然上人に深く帰依し、境内に施療院を立てるなど恵まれない人々のために奔走したという。どうしてこれが「えいかんどう」となったのかは定かでない。
みかえり阿弥陀如来立像は、左肩越しにほぼ90度振り返る珍しい姿の阿弥陀像である。
永観は、「みな人を渡さんと思う心こそ 極楽へゆくしるべなりけれ」と詠んだと言う。
現代に置き換えれば、以下のような意味をもつという。
「自分より遅れる者たちを待つ姿勢」
「自分自身の位置を顧みる姿勢」
「愛や情けをかける姿勢」
「思いやり深く周辺を見つめる姿勢



by inmylife-after60
| 2010-11-22 20:00
| 京都寺社仏閣
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