2011年 11月 28日
オリンパス株の取得と売買益を体験した! |
21日月曜日早朝にオリンパス株が監理ポストながら株価が400円台から700円台に急上昇していることに驚きを感じ、その思惑と根拠となりうる裏付けを探ると、二つの情報があった。一つは、解任されたウッドフォード元CEOの株主による復帰運動があること、そして第三者委員会の「反社会的勢力との関係はない」との声明であった。これはいわば上場廃止より上場存続を読んでの上昇となったのだと理解した。
11月25日「日本外国特派員協会」で講演するオリンパスのマイケル・ウッドフォード元社長(写真:フジサンケイビジネスアイより転載)
私の愛用一眼レフデジカメがオリンパスのE-420であることもあって、この際オリンパスデジカメ製品の存続と株価上昇による利回りという二兎を追って見るのもいいとの思いから、異様に低い株価のオリンパス株を無謀にも誰とも相談することなく、買ってみようという気になってしまった。その原資はドル円及びユーロ円の円高を回避し円換金した外貨MMF残高60万円の現金取引である。
21日にまず300株を708円で購入した。その翌日22日の始値がなんと788円に上昇。これを見て石橋を叩くように100株を850円で300株を865円で合計400株を追加買付した。23日祝日の翌24日は始値がなんと936円となり、前場でストップ高の1019円に付けた。すでに22日迄の700株購入で資金的には打ち止めとなり、これ以上の追加買付はできず非常に悔しいが、資金余力がない以上、諦めるしかなかった。25日は傍観するしかなく、終値は1107円まで上昇した。
25日からは、今後の展開をどのように読んで対応したらよいかを自問した。始めての株投資を無謀に着手してしまったのだから、自業自得で行くしかないと思いながら、アマゾンで検索して評価の高い本「株式市場「強者」の論理」を読み、28日以降どうするかを考えることとなった。
この本から学んだことは、「株取引は、国内外の機関投資家の株価操作と売買行動を織り込むこと、勉強すれば、応分のリターンがあると思うな、情報過多は失敗の温床、そしてなりよりも強欲こそ株取引の天敵」ということであった。
これを生かして、もう一度オリンパス株に対して、以下の3点を自問してみた。
1)オリンパス株を長期的に取得する気持ちがあるかどうか
2)オリンパスは、監理ポストから上場復帰の達成可能の条件とは何か
3)上場復帰の達成可能性はどの程度なのか
オリンパス株は、売り抜くための購入ではなく、オリンパスの企業能力への評価を前提に長期的な取得を行い、上場復帰の可能性は高いとの見込みから、500株は留保することとした。その上で28日の対応を考えることにした。
最終的な判断のポイントは、以下の通りでだった。
1)12月初旬の第三者委員会結論まで、上場復帰も上場存続も判断できない状況にあり、1000円を割るような株価にはならない。
2)しかし売り抜くための利益確定に走る投資家が多数存在する以上、株価は停滞下落することも予測される。
3)しかし、まだひよっとして上昇傾向は続く可能性もあるかもしれない。
以上の判断から28日朝、指値1000円で100株、指値1200円で100株の売りを注文した。
結果は、本日28日の株価は予測が外れて残念ながら下落し990円となったが、100株は1017円で約定され100株は失効となった。
本日28日の株取引総括としては、1000円指値の判断は正しく、しかし1200円は間違いだったということだが、しかし実損はなかったので、正解の許容範囲という評価になるのかも知れない。
しかし、株取引は、なかなか知的推測力の必要なディープシンキングによる「決断力」を求められる稼業なのだということを実感した。
今は、明日からどうしようかと悩みはじめ、肝と脳の動きが止まらないという予期せぬ状態にある。
11月25日「日本外国特派員協会」で講演するオリンパスのマイケル・ウッドフォード元社長(写真:フジサンケイビジネスアイより転載)
私の愛用一眼レフデジカメがオリンパスのE-420であることもあって、この際オリンパスデジカメ製品の存続と株価上昇による利回りという二兎を追って見るのもいいとの思いから、異様に低い株価のオリンパス株を無謀にも誰とも相談することなく、買ってみようという気になってしまった。その原資はドル円及びユーロ円の円高を回避し円換金した外貨MMF残高60万円の現金取引である。
21日にまず300株を708円で購入した。その翌日22日の始値がなんと788円に上昇。これを見て石橋を叩くように100株を850円で300株を865円で合計400株を追加買付した。23日祝日の翌24日は始値がなんと936円となり、前場でストップ高の1019円に付けた。すでに22日迄の700株購入で資金的には打ち止めとなり、これ以上の追加買付はできず非常に悔しいが、資金余力がない以上、諦めるしかなかった。25日は傍観するしかなく、終値は1107円まで上昇した。
25日からは、今後の展開をどのように読んで対応したらよいかを自問した。始めての株投資を無謀に着手してしまったのだから、自業自得で行くしかないと思いながら、アマゾンで検索して評価の高い本「株式市場「強者」の論理」を読み、28日以降どうするかを考えることとなった。
この本から学んだことは、「株取引は、国内外の機関投資家の株価操作と売買行動を織り込むこと、勉強すれば、応分のリターンがあると思うな、情報過多は失敗の温床、そしてなりよりも強欲こそ株取引の天敵」ということであった。
これを生かして、もう一度オリンパス株に対して、以下の3点を自問してみた。
1)オリンパス株を長期的に取得する気持ちがあるかどうか
2)オリンパスは、監理ポストから上場復帰の達成可能の条件とは何か
3)上場復帰の達成可能性はどの程度なのか
オリンパス株は、売り抜くための購入ではなく、オリンパスの企業能力への評価を前提に長期的な取得を行い、上場復帰の可能性は高いとの見込みから、500株は留保することとした。その上で28日の対応を考えることにした。
最終的な判断のポイントは、以下の通りでだった。
1)12月初旬の第三者委員会結論まで、上場復帰も上場存続も判断できない状況にあり、1000円を割るような株価にはならない。
2)しかし売り抜くための利益確定に走る投資家が多数存在する以上、株価は停滞下落することも予測される。
3)しかし、まだひよっとして上昇傾向は続く可能性もあるかもしれない。
以上の判断から28日朝、指値1000円で100株、指値1200円で100株の売りを注文した。
結果は、本日28日の株価は予測が外れて残念ながら下落し990円となったが、100株は1017円で約定され100株は失効となった。
本日28日の株取引総括としては、1000円指値の判断は正しく、しかし1200円は間違いだったということだが、しかし実損はなかったので、正解の許容範囲という評価になるのかも知れない。
しかし、株取引は、なかなか知的推測力の必要なディープシンキングによる「決断力」を求められる稼業なのだということを実感した。
今は、明日からどうしようかと悩みはじめ、肝と脳の動きが止まらないという予期せぬ状態にある。
by inmylife-after60
| 2011-11-28 22:20
| 経済危機・投資
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