7.13 経産省前テントから首相官邸へ

　7月13日、霞ヶ関二丁目交差点（地下鉄霞ヶ関12A 出口）経済産業省本庁前にある「脱原発テント」村にいった。パルシステム元理事長の下山さんを尋ねてテントを訪問したが、先ほど事務所に戻られ、また戻ってくるとのことだった。
　ここには二つのテントがあり、もともとあった原発抗議活動のテントと原発事故で土地を失った福島の方による第二テントがあり、福島はもとより全国原発立地住民運動の方々も集まって情報交換をすすめる拠点となっている。

　マスコミに漸く掲載せざるを得なくなった7月7日の首相官邸前の抗議行動を受けて、警視庁は国会周辺特に首相官邸側の公道規制と地下鉄国会議事堂前駅地下構内の出入口規制と第3機動隊による周辺警備という抗議活動への警戒態勢をとった。
　当日も経産省前テントから、首相官邸にむかったが、車道側からの鉄柵で警備する物々しさにこの間の大飯原発再開に対する怒りの連鎖と権力の危機意識を垣間見る思いだった。国会記者会館前までしかいけない状態となった。ここでただ立ち止まることしか抗議の意志を表す術がないのが悔しかった。