オスプレイ配備の横田基地撤去を求める集会に参加した! |
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2018年 04月 15日
今日(4月15)横田基地の撤去を求める西多摩の会が主催する「毎月第3日曜日座り込み集会」に参加した。この会は、10年来、横田基地前で基地撤去の月一の定例座り込み運動を続けていという。今回、今月5日のスプレイの横田基地飛来とパラシュート事故をうけて参加した。 横田基地の機能は大きく3つある。1)米軍の在日米軍総体と第5空軍の指令部であり、2)空軍指令部としての横田ラプコンの管理基地であり、3)極東アジアへの米軍作戦への兵站基地である。 横田ラプコンとは北は新潟県から東は栃木県、西は群馬、長野、埼玉、東京、山梨、神奈川、静岡県の1都8県にまたがる広大な区域を対象とし、高度は、海面上から2万3000フィート(約7000メートル)の空域である。民間航空機は、米軍の許可なくこの空域に入ることができません。JAL(日本航空)機が御巣鷹山に墜落した時に、捜索隊は「横田エリア」であるために米軍の許可を受けたという。 今回の集会で、オスプレイ配備との関係で分かったことを紹介する。 1)4月5日に飛来した5機のオスプレイの所属は既存部隊に所属していない。横田基地所属の新たな部隊となるとのこと。 2)この部隊は、第5空軍とは異なる特殊作戦軍・米空軍特殊作戦指令部の指揮下に入るとのこと。 3)目的はインド洋から太平洋に跨る米国太平洋軍(指令部ハワイ)の域内における米軍の緊急事態に対する迅速な対応のためであること。 これらの新たな動きに対して、6月5日日比谷野音にてオスプレイ配備に反対する集会を開催することを計画しているとのことであった。 集会は、横田基地の第2ゲートと第5ゲートの中間にある小さな「フレンドパーク」にて200名ほどが参加して行われた。その殆どは女性であった。付近に基地を持つ母親の基地に纏わるトラブルや事故への不安に対する切実な思いを感じことができた。 Yナンバーとは、米軍関係車両専用のナンバープレートであり、プレートのひらがなの位置に Y (日本国内で調達された私有車両)、E (非課税車両)、A (オートバイ・軽自動車)などのアルファベットをもち、「Yナンバー」と呼ばれている。以前聴いた話では、車庫証明は不要、自動車税は五分の一、高速道路料金は無料。「Y」「A」「E」のナンバーは、一般国民の支払う自動車関連費用の約5分の1で済むと言われた。これも日米地位協定による「思いやり予算」の処遇という。 今回、行きは青梅線牛浜駅から横田基地に、帰りは青梅線福生駅に向かった。よそ者には軍用機の来ない日であれば、基地があることすら分からない程の閑静な住宅地であった。ここにオスプレイが常駐したときにおこるであろう事故への不安と炸裂する爆音への忌諱感は、いかばかりであろうかと感じた。しかし、ここへの配備は、単に横田周辺の問題ではなく、何時でも何処でも飛行できる日米地位協定の下では、つねにどんなところでも明日は我が身と捉えなければならない。
by inmylife-after60
| 2018-04-15 22:24
| 政治・外交・反戦
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