2020年 02月 23日
中国武漢封鎖から30日、武漢では! |
武漢の封鎖は、先月1月23日に発令され、その後2月16日に武漢市を含む湖北省全域における封鎖という第二段階の感染抑制措置が実施された。
この措置は、全ての小区は一ヶ所の出入り口を残し、それ以外は閉鎖し、各世帯に、特殊事情に関わりなく、一律に外出を禁止し、3日毎に1名が外出し、生活必需品を購入することを要求した。
この措置に対して、各小区のスーパーはネットによる団体購入方式を呼びかけ、小区の購買ニーズに対応する取組をすすめてきたが、残念ながら旨く機能していない記事が、ネット(今日頭条)に掲載されていたので、紹介する。
この団体購入のやり方がどのようなものかと詳細がわからないために、どこに問題があるのかが不明だが、結果として、どの組織が購入したものかがわからず、注文した商品を引き取るために、多くの住民が自らスーパーまで取りに行かねばならないという。このようなやり方は、封鎖の意味をなくしまい、これまでの封鎖の効果を水泡に帰すとして、この手法の変更を要求する記事となっている。
都市の封鎖というなかで、生命の維持には食糧の安定な供給が絶対要件だが、その仕組みは、やはり各小区(住民コミニュティ)の自治機能がなければ成立しない。この原理はどの国も同じだと思う。自治意識と住民の知恵によって、受ける被害の差が現れるのだと思う。
日本語訳
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武漢封鎖30日!
様々な苦難を抱えながら、武漢が封鎖されて30日となった。今日は、妻がボランティアをやり終えて家に帰ってきたのだが、怒りが収まらない。もともと、大型スーパーは、個人への営業を停止していたが、各種の団体購入組織が雨後の筍のように生まれ、現在“千の組織に余る乱戦”という様相を呈している。
このことはさておき、妻のボランティア活動期間で住民の団体購入に関するクレームが絶えないという。野菜は新鮮でない、価格が高い、注文した人がいない、自分で商品を受け取らなければならないという。
妻は、「これらの何人かは、私たちの団体購入のものではない、どの団体のものかもわからない」といい、問題が起こると、皆個人のボランティアが矢面にたつという。「忙しいことは別に苦にならないが、心配なことは、一部の団体購入の組織が力不足で、次から次に大量の住民が集まり商品を取りに来る」という現象である。妻は「これでは、スーパーで買うのと何が違うの?」と憤慨するのである。
私たちの小区では、彼女は最初の団体による組織購入とボランティア活動家であるため、住民が問題を抱えると、やはり彼女が問い合わの対象となる。
そこでボランティア活動家は、午後「ウエイシン」による簡単なミーテングを召集し、社区に対する警告を提出することを提案した。
団体購入を正しく行うには、「過ぎたるは及ばざるが如し」にしてはならず、住民には購入ルートが多くあるため、感染を隠す患者も集まり、結果としてこれまでの前期の取組みと忍耐が、水泡に帰すことになる。
そこで関連部門に呼びかけた。一夜にして湧き現れる各種団体購入組織を正しく管理する最も良い方法は、一般党員或いは幹部が組織に関与することであり、大量の住民が、外出して商品を取りにいかないようにしなければ、封鎖令は、殆ど効果をもたらさない。
多くの住民に喚起して、必要がない限り外出せず、たとえ必需品を団体購入するにしても、毎日団体購入をする必要はなく、3〜5日おきに一回使えば良く、かつてのような無駄使いはすべきではない
原文
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#武汉封城30天# Day 30 2020年2月21日
在各种煎熬中,武汉封城满30天了。今天,妻子做完志愿活动回到家,怒气未消。原来,各大商超停止面向个人营业,各种团购群如雨后春笋,顿现“千团混战”乱象。这不,妻子做志愿活动期间,就不停接到居民的各种团购投诉。
有的蔬菜不新鲜,有的觉得买贵了,有的没人送,需要自己提货。“这些人都不是从我们这里团购的,也不知道从哪里团的,但出了问题,都找到志愿者头上了。”忙点倒还好,让人担心的是,部分团购因组织不力,仍出现大量居民聚集取货的现象。“这和在超市买有什么不同啊。”妻子气愤地说。
在我们小区,她是第一个组织团购和志愿者队伍的,因此居民有问题还是习惯找她。为此,志愿者团队下午召开了简短的微信会议,决定向社区居委会提出警示:要规范团购,否则“过犹不及”,虽然居民买菜途径多了,感染隐患也随之而来,前期工作和忍耐都“打了水漂”。
在此也呼吁有关部门:规范管理一夜之间涌现的各色团购,最好有基层党员或干部参与组织,否则大量居民外出提货,“封锁令”效果会大打折扣。也提醒广大居民,非必要,不外出,即便团购必需品,也不必每天都团,3-5天团一次够用就好,不能像往日大手大脚。#战疫必胜#
by inmylife-after60
| 2020-02-23 19:04
| 中国事情
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