2020年 04月 18日
武漢 新型コロナ死亡者数を訂正! |
武漢新型コロナ死亡者数を訂正!
武漢は、4月8日封鎖を解除したとされるが、これは武漢から武漢以外にでる道路と高速の閉鎖を解き、バス、地下鉄、新幹線、航空便を開通させ、市中のマーケットなど商業施設を再開させた。
しかし現状は以下の通りである。
①各住居区住民は、健康証明書(QRコード認証)を提出し、小区通用門の検査で青マークがでないと外出できない。
②バス、地下鉄、新幹線も、QR認証と健康青マークのでない住民は乗れない。
③武漢から省外へは、隔離されて、目的地に到着後二週間の指定待機が必要。
④省外から武漢へは、的地に到着後二週間の指定待機が必要。
従って、居住区ベースでは、体温検査とマスク着用が義務づけ、人の集まる場所、及び集団での会食、宴会は禁止である。
つまり検査と隔離を基本条件とした「封鎖解除」であり「任意解放」ではない。
ロシア国境の黒竜江省、インド国境の雲南省などの有症患者の発生、また各都市における無症状感染者への対応など、警戒をつよめている。
このような中、4月17日武漢市感染対策本部は、以下に掲げる通知を発表した。すでに3月28日「武漢市コロナウイルス感染死者数への疑惑」で紹介したように、1月20日から2月10日までの爆発的な感染ピーク時に①PCR検査キッドの不足で新型コロナ肺炎による死亡症例数とほぼ同数の擬似症例による死亡事例数があること、②自宅死亡及びその他新型コロナ肺炎以外の症例数は、町内及び民政部門しか把握されていないとの指摘に起因するとの指摘があった。
同時に武漢の斎場には運転手の証言で「一台で約2500個の骨壺を積める。昨日既に一台分を降ろした」とあるように、武漢の一斎場に運ばれた5000個に上る搬入数量は、死亡者数量へ疑惑を想起させるものであった。
今回、武漢政府は正式に各種データを一人一人検証して、感染者数と死亡者数を訂正し、その差異が発生した要因を4つ挙げて総括した。
この死者数の信憑性は定かではないが、この通知のなかに「自宅死亡数」を認めて、その差異の要因として追加しているが、コロナを病因する死亡以外の非コロナ病因死亡者のコメントとその数量を明らかにしていない。
とりわけ自宅死亡者は、コロナ対応に伴う病棟の制約から、自宅治療で強制退院させられる事例とともに、受入体制の制約から自宅待機に伴う死亡などが多数想定されることから、自宅死亡者の死因検査がどのように行われたのかが問われることになるはずである。しかしその検証と結果は報告されていない。やはり真相は、闇のなかにあると言わざるを得ない。
武漢の新型コロナウイルス死亡者数を3869人に修正!
新華社通信
2020-04-17 10:58
新華社武漢4月17日発:武漢市の新型コロナ肺炎感染予防統制本部は、17日「武漢の新型コロナ肺炎感染で確認された症例数の修正に関する通知」を発表した。
「感染症の予防と管理に関する中華人民共和国法」第38条第4項:「広報は適時かつ正確でなければならない」、および「公衆衛生緊急対応条例」第25条第3項:「中華人民共和国の統計法の実施に関する条例」第19条:「タイムリーで正確かつ包括的なものである必要」、「統計データが不完全であるか明らかなエラーが発生した場合、統計調査対象は法律に従って補足または修正される」、「人口死亡情報管理の登録規制(試行)」第14条:「医療・保健機関はデータ改訂制度を設ける」、第15条:「医療・保健機関はデータ比較・検証制度を設ける」とする規制に従い、歴史と国民と死者に対する責任の原則に基づき、武漢の疫病予防情報が透明であり、正確なデータであることを確保するために武漢市新型コロナ肺炎感染予防統制本部は、感染データと公衆衛生免疫調査専門チームを発足させ、武漢市衛生健康、感染防疫、警察、民政、司法、統計などの部門を組織し、武漢市の感染免疫情報システム、葬祭情報システム、医療行政新型コロナ感染情報システム、ウイルス核酸検査情報システムなどオンラインシステムを検証し、重複を排除し、補正した。オフラインデータは完全にカバーされ、漏れはなかった。すべての感染に関わる事例データを発熱外来、病院、特設医院、隔離施設、感染事例地区および警察、司法、民政部門所轄の監視所、養老院などの特別施設などすべての病例個人情報を採取し、医療機関、居住住民機関、基礎派出所、職場及び親族の患者を通じて、一人一人の突合調査を行い、4月16日24時現在、確定感染症例は325名が増加し、累計確定症例を50333名に訂正し、確定病例死者数は1290名が増加し、累計死亡者数を3869名に訂正する。
上記のデータ差異の理由は、第一に流行初期段階における患者急増により、医療が崩壊し、治療行為が破綻し、患者を入院収容し治療ができず、在宅で亡くなったこと。第二に治療最盛期に病院が過剰な負荷を抱え、医療スタッフが治療に忙殺され、適切に報告できず、報告漏れや誤報を生み出したこと。第三に、患者向けの指定医療サイトが各部門部署、市政部署、地区帰属病院、企業、民間病院、臨時応急病院などに激増し、医療機関が感染管理ネットワークシステムに接続できず、情報を提供できなったこと。第四に死亡例登録作業が不完全で、報告の訂正や報告の誤りなどが存在した。
生命が第一、人民が第一である。感染のなかで失われたすべての命は家族の悲しみであり、また都市の心の痛みです。ここに新型コロナウイルス感染で亡くなられたご家族に心からお悔やみを申し上げ、悲惨な同胞とともに犠牲となった医療関係者に深い哀悼の意を表します。
新型コロナ肺炎感染予防統制本部
2020年4月17日
出典:新華社
以下原文
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武汉订正新冠肺炎确诊病例死亡数为3869
新华社 2020-04-17 10:58
新华社武汉4月17日电武汉市新冠肺炎疫情防控指挥部17日发布《关于武汉市新冠肺炎确诊病例数确诊病例死亡数订正情况的通报》,全文如下:
根据《中华人民共和国传染病防治法》第三十八条第四款“公布传染病疫情信息应当及时、准确”,《突发公共卫生事件应急条例》第二十五条第三款“信息发布应当及时、准确、全面”,《中华人民共和国统计法实施条例》第十九条“统计资料不完整或者存在明显错误的,应当由统计调查对象依法予以补充或者改正”,《人口死亡信息登记管理规范(试行)》第十四条“医疗卫生机构应当建立数据订正制度”、第十五条“医疗卫生机构应当建立数据比对校核与补报制度”等规定,本着对历史负责、对人民负责、对逝者负责的原则,为确保全市新冠肺炎疫情信息公开透明、数据准确,武汉市新冠肺炎疫情防控指挥部专门成立涉疫大数据与流行病学调查组,组织市卫健、疾控、公安、民政、司法、统计等部门,线上对武汉市疫情防控大数据信息系统、市殡葬信息系统、市医政医管新冠肺炎信息系统、市新冠肺炎病毒核酸检测系统中的病例进行线上比对、去重、补全,线下按照全覆盖、无遗漏要求,对所有涉疫地点数据进行全采集,包括发热门诊、医院、方舱、隔离点、涉疫社区,以及公安、司法、民政等部门管辖的监所、养老机构等特殊场所,对所有病例个人信息全采集,通过医疗机构、街道社区、基层派出所、患者所在单位及家属,逐人排查核对,截至4月16日24时,确诊病例核增325例,累计确诊病例数订正为50333例;确诊病例的死亡病例核增1290例,累计确诊病例的死亡数订正为3869例。
出现以上数据差异的原因:一是疫情早期病人激增,导致医疗资源挤兑,收治能力严重不足,有些患者没有入院治疗,在家中病亡。二是在救治高峰期,医院超负荷运转,医务人员忙于救治,客观上存在迟报、漏报和误报现象。三是由于收治患者的定点医疗机构快速增加,既有部属、省属、市属和区属医院,也有企业、民营医院和方舱医院等,少数医疗机构未能及时与大疫情网对接、报送信息。四是有些死亡病例信息登记不全,存在重报、误报情况。
生命至上,人民至上。每一个在疫情中逝去的生命是家庭之殇,更是城市铭心之痛。在此,我们谨向在新冠肺炎疫情期间病逝者家属致以诚挚慰问,向不幸罹难的同胞和牺牲的医务人员致以深切哀悼!
武汉市新冠肺炎疫情防控指挥部
2020年4月17日
来源:新华社
by inmylife-after60
| 2020-04-18 16:29
| コロナウイルス
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